成城石井 企業情報
1927年の創業以来、本当に良いものをお求めやすい価格でご提供することにこだわり続け、自社輸入やセントラルキッチンといった仕組みを最大限に活用し独自の品揃えを追求することで、お客様にご支持をいただいてまいりました。
「『SEIJO ISHII』には、『OISHII(おいしい)』がある」をモットーに、バイヤーが世界中・日本中から厳選した、おいしくてこだわりのある食品を、これからもお届けしてまいります。
経営理念
食にこだわり、豊かな社会を創造する。
成城石井は、おいしい、こだわった、
安心・安全な食品を、
世界中、日本中を歩き回り発掘、開発します。
商品の本当の良さをアピールし、
お客様に、食べる喜び、こだわる喜び、会話する喜び、集まる喜び、を提供します。
食にこだわる人たちのための食のライフスタイルスーパーを確立し、
幸せに満ち溢れた社会を創造します。
社長あいさつ

お客様の生活を豊かにしたい。
1927年に東京・成城の地で誕生した小さな食料品店は、現在では200店舗を超えるスーパーマーケットチェーンとなりました。創業以来、お客様に喜んでいただきたいという一心で「おいしく、品質が良く、手に取りやすい価格」の三拍子が揃った商品を日本中、世界中から厳選して品揃えするだけでなく、自社製造や自社輸入といった独自の仕組みやビジネスモデルを確立してまいりました。
今やお客様の嗜好も多様化し、様々なチャネルで、色々なものが手に入る時代になりました。だからこそ、私たちは、私たちにしかつくれないもの、私たちでないと手に入らないものを追い求め、「お客様に満足していただくために」という想いはこれからも変わることなく、「いいものをお求めになりやすい価格」で、「親切な心」でお届けする努力を続けて参ります。
私たちがお届けする一つひとつの「食」で、お客様一人ひとりの、食べる喜び、こだわる喜び、会話する喜び、集まる喜びにつなげたい。「食」を大切にするすべての方に、「食」を通じて日々の生活を豊かにするお手伝いをしたい。それが私たち成城石井の願いです。
これからも従業員一丸となって、お客様のご期待に応えられる企業づくりに取り組んで参ります。そして、このような成城石井の「食」へのこだわりや、様々な取り組みに、多くの人々が参画してくださることを願っております。どうぞ一層のご期待とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長
後藤 勝基
社名 |
株式会社 成城石井 |
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英字社名 |
SEIJO ISHII CO., LTD. |
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代表者 |
代表取締役社長 |
後藤 勝基 |
取締役・監査役 |
取締役会長(非常勤) |
竹増 貞信 たけます さだのぶ |
代表取締役社長 |
後藤 勝基 ごとう かつもと |
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取締役常務執行役員 |
宍倉 裕一 ししくら ゆういち |
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取締役(非常勤) |
糸長 雅之 いとなが まさゆき |
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取締役(非常勤) |
牧 光弥 まき みつや |
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監査役 |
辻子 幸生 つじこ ゆきお |
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監査役(非常勤) |
宮﨑 純 みやざき じゅん |
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執行役員 |
執行役員 |
早藤 正史 はやふじ まさふみ |
執行役員 |
戸梶 文明 とかじ ふみあき |
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執行役員 |
五十嵐 隆 いがらし たかし |
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執行役員 |
石塚 康広 いしづか やすひろ |
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創業 |
1927年2月 |
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資本金 |
1億円 |
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従業員数 |
9,382名 (内 社員1473名) |
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事業内容 |
スーパーマーケット 輸入 卸売販売 食品製造 飲食店 |
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電話番号 |
045-329-2300 (代表) ※商談に関するお申込は、 ページ下部の法人のお客様向けリンクをご覧下さい。 |
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主要取引銀行 |
三菱UFJ銀行 |
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古物営業法に |
許可者の名称 |
1927年 |
2月 |
東京都世田谷区成城にて、食料品店として創業 |
1976年 |
12月 |
「成城店」新店舗落成、スーパーマーケットとして営業開始 |
1988年 |
6月 |
第2号店として神奈川県に「青葉台店」オープン |
1996年 |
10月 |
自社食品工場であるセントラルキッチン稼動 |
1997年 |
10月 |
初のエキナカ店舗である「アトレ恵比寿店」オープン |
11月 |
埼玉県初出店となる「ルミネ大宮店」オープン |
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2000年 |
6月 |
栃木県初出店となる「宇都宮パセオ店」オープン |
7月 |
千葉県初出店となる「舞浜イクスピアリ店」オープン |
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2001年 |
5月 |
茨城県初出店となる「ボックスヒル取手店」オープン |
9月 |
初の阪急リテールズ FC店「梅田店」大阪府にオープン(関東圏外初出店) |
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2003年 |
8月 |
初の近鉄リテールサービスFC店「上本町店」 大阪府にオープン |
2004年 |
4月 |
愛知県初出店となる「名古屋駅広小路口店」オープン |
2005年 |
3月 |
初の名鉄産業FC店「アスナル金山店」 愛知県にオープン |
2006年 |
3月 |
静岡県初出店となる「浜松メイワン店」オープン |
10月 |
創業80周年にあたり、「成城店」リニューアル |
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2007年 |
4月 |
兵庫県初出店となる阪急リテールズ FC店「夙川店」オープン |
2009年 |
9月 |
奈良県初出店となる近鉄リテールサービス FC店「大和西大寺店」オープン |
2010年 |
10月 |
京都府初出店となる近鉄リテールサービス FC店「四条烏丸店」オープン |
2011年 |
12月 |
サービスエリア初出店となる東名高速道路に「海老名SA上り店」オープン |
2012年 |
4月 |
定温定湿庫完備の「新物流センター」本格稼働 |
2013年 |
3月 |
100店舗達成「イオンモールむさし村山店」オープン |
10月 |
新業態店舗となる「EPICERIE BONHEUR 成城石井 大手町店」オープン |
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12月 |
新業態のワインバー「Le Bar à Vin52 AZABU TOKYO」オープン |
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2014年 |
4月 |
岐阜県初出店となる「アスティ岐阜店」オープン |
2015年 |
3月 |
初の遠隔地単店オペレーションとして、山梨県初出店となる「セレオ甲府店」オープン |
10月 |
新業態店舗となる「成城石井 SELECT 豊橋店」オープン |
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2016年 |
3月 |
成城石井初のオリジナルシリーズ「desica」が発売 |
2017年 |
2月 |
創業90周年 |
6月 |
東北エリアへの店舗網拡大、宮城県に初出店となる「エスパル仙台店」オープン |
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9月 |
「新青果チルドセンター」本格稼働 |
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2018年 |
4月 |
滋賀県初出店となる「近鉄草津店」オープン |
2020年 |
6月 |
中国エリアへの店舗網拡大、岡山県に初出店となる「さんすて岡山店」オープン |
2021年 |
11月 |
福島県初出店となる「エスパル郡山店」オープン |
2022年 |
8月 |
「成城石井 大和第3セントラルキッチン」本格稼働 |
2023年 |
4月 |
新業態店舗となる「成城石井 BAKERY」及び、関西初出店となる「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」大阪・京橋に同時オープン |
11月 |
成城石井発祥の地「成城店」新旗艦店としてリニューアルオープン |
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2024年 |
3月 |
関西物流センター稼働 |
6月 |
和歌山県に初出店となる 近鉄リテールサービス FC店「近鉄和歌山店」オープン |
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9月 |
広島県に初出店となる「広島駅店」オープン |


これからも「お客様の期待に応える店」であり続けます
2017年2月、成城石井は創業90周年を迎えました。
スーパーマーケット成城石井は各地に店舗を広げながら、国内外の良質な食材を手頃な価格でご提供することにこだわり続け、皆様にご支持をいただいてまいりました。
1927年、成城石井は文化の薫る街・成城で、果物・缶詰・菓子を扱う食料品店として創業しました。 1976年にスーパーマーケットとして生まれ変わり、お客様からのお声一つひとつ耳を傾けていくうちに、ワインや輸入チーズ、惣菜、グロサリーなど、特徴のある品揃えが充実していったのです。
それは「こんなものを置いてほしい」「この商品を探してほしい」といった声や、「この時間に品切れになっていた」「態度が悪い」などのお叱りの言葉をいただきながら改善を重ねてきた結果であり、まさに成城石井はお客様に育てていただいたお店だといえます。また、このように気軽に声をかけていただけることこそ、お客様との信頼関係の証しであると考えております。
成城石井はこれからも「お客様の期待に応える店」であり続けます。
事業戦略
商品、店舗、人材の力で持続的成長を実現。
魅力的な商品を、魅力的な店で、魅力的な人材が売り込む。
成城石井の基本戦略は「商品が生み出される全てのプロセスにこだわり、その結果開発された商品を提供することでお客様に喜んでいただくこと」で、世の低価格化路線とは一線を画しています。
企画レベルから商品開発を主導した魅力的な商品を、地域のニーズにあったワクワクするような店で、商品の魅力を熟知した自社従業員が販売する。これはお客様にとって他にはない付加価値であり、成城石井にとっては入口から出口まで、事業プロセスのほぼ全てを自社でマネジメントできるビジネスモデルとなっています。
出店戦略
多様な店舗フォーマットで出店が加速。
店舗フォーマット多様化への挑戦
開業当初、成城石井は一般のスーパーマーケット同様に路面店での事業運営を行っていましたが、1997年の駅ビル出店を皮切りに、新たな店舗フォーマットの開発に積極的に取り組んできました。その結果、現在では路面店、駅ビル、デパ地下、ショッピングセンターテナント、オフィスビル、コンビニ跡地といった多様かつ収益性の高い店舗フォーマットの開発に成功。売上面積10坪程度から200坪程度まで、様々な条件での出店が可能になったことは、近年の成城石井の急成長の理由のひとつとなっています。
詳細な調査による店舗立地の選定
成城石井が出店先を選定する上で、最も重要とする基準は投資効率です。店面通行量や競合分析といった一般的なリサーチはもちろん、地域における高所得者層の居住比率も出店基準の目安としています。また、成城石井が持つ高い集客力を見込んで、出店の招聘を受けるケースも少なくありません。契約先も鉄道系、デベロッパー系、デパート系、ショッピングセンター系と多岐にわたり、それぞれのカテゴリーにおいても特定の企業に偏ることなく、既存法人から新規法人まで幅広い企業から出店招聘・契約に至っています。
店舗数推移

商品戦略
徹底したこだわりが、魅力的な商品を生む。
商品への主導権が「強い商品開発」を生む
成城石井のオリジナル商品はナショナルブランドや一般的な商品と比較し、高付加価値を生む、他にはない商品の選定を基本にしています。この「強い商品開発力」の源泉は、原材料・産地・製法・物流の段階にまで自ら踏み込み、主導権を持って商品を開発することです。そしてこの考え方は、例えばワインにおける定温輸入や週1回のチーズの空輸、惣菜・ハム・パンなどを自社セントラルキッチンで製造することにも表われています。こうしたこだわりを持った商品開拓・商品開発は成城石井のバイヤーが支えており、世界各国・日本全国からの情報収集や商品の調達も、外部卸業者に頼らず自らの手で行われています。
生産から販売まで、安全基準を設定
成城石井ではお客様の健康を守るために、セントラルキッチンで生産される商品は企画の段階で、使用原材料の確認や商品の微生物・理化学検査等を実施。当社基準に合った原材料の選定や、安心して食べられる商品設計を行っています。当社オリジナル商品に関しては、委託先の工場を品質管理担当者が事前訪問・確認を行い、当社の安全基準をクリアした衛生状態の工場においてのみ製造を行っています。また、店舗においても商品の鮮度管理向上に力を入れており、売場ケースの温度管理や、賞味期限チェックなど日々の管理を行い、より良い商品を提供できるよう努めています。
オリジナル商品のアレルゲン表示
正しい情報をお伝えする商品表示に関しても、表記義務である特定原材料8品目アレルゲン(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生〔ピーナッツ〕)はもちろんのこと、推奨品目についても確認・記載を行っており、推奨20品目のうち新たに加わったアーモンドについても順次表記を進めております。
食品表示に関して社内教育に力を入れており、お客様に安心してお買い求めいただけるよう、全社をあげて取り組んでおります。
■こだわり:関東物流センター
最高レベルの定温・定湿庫

2012年4月より、神奈川県高座郡寒川町に関東物流センターが稼動いたしました。これまで3ヶ所に分かれていた物流倉庫を、1ヶ所に集約することにより、店舗への配送を効率化。
配送時間が短縮され、店舗での欠品を減らすことができ、より鮮度の高い商品の提供が可能となりました。
また、センターには最高レベルの定温・定湿倉庫を併設しております。24時間コンピュータ管理で、倉庫内の温度を15度前後、湿度を60~70%に保つことで、直輸入ワインなどの商品を、これまで以上に高い品質を保って保管することができ、より良い状態でお客様にお届けいたします。
■こだわり:直輸入
バイヤーが世界中から直接探してきた、良質で個性的な商品
第三者に任せず、バイヤー自身の判断で買い付けた商品は成城石井でしか手に入らないものも多く、特にワインはその90%以上が自社輸入です。特筆すべきはリーファーコンテナによる定温輸送で、成城石井のワインは現地のワイナリーから店舗まで外気の影響を受けることなく運ばれます。
- 醸造知識を持った専門家スタッフによる現地での仕入れ
- 30度以上になる赤道付近を通過する全てのワインをリーファー定温コンテナで輸送
- 完全定温・定湿管理の倉庫を建造し、ワインを保管
- 店舗から注文のあった日に、オーダー分だけを店舗に輸送
フランスからの船便ルートの例
夏はもちろん、冬でも赤道近くでは30度近い気温になります。

■こだわり:自家製
レストランクオリティのプロの料理人を中心に製造する惣菜

成城石井の惣菜は、「プロの味を気軽に楽しめるものを」というコンセプトで作られています。従って、成城石井のセントラルキッチンで作られる惣菜は、和食・洋食・中華・エスニックなどのプロの料理人が中心となってが作ったものなのです。惣菜以外にもスクラッチ製法(粉から仕込み焼き上げる方法)のパン、フレッシュな豚肉と天然の羊腸を使用し燻し上げるソーセージなど、自家製だからこそのこだわりある商品ばかり。これこそが多くのお客様に支持される理由です。
人事戦略
継続成長最大のポイントは人材育成。
従業員教育によるサービス品質の向上
成城石井では、従業員の販売力を高めるための教育プログラム充実に力を入れています。スーパーバイザーによる旬の情報提供、現場でのOJT(On the Jobトレーニング)に加えて社員だけでなく、アルバイト社員まで受講できるチーズ、ワインのスクールやイントラネットを使ったeラーニング、食品表示検定などの資格取得支援といった業務に役立つOff the Jobトレーニングを実施。ノウハウの蓄積・共有によって全体としてのスキル習熟度が上がり、これが店舗のサービス品質向上に繋がっています。
※2021年の研修につきましては、新型コロナウイルス感染防止の観点から集合研修は大半を中止にしております。また実施した研修につきましては、WEBにて開催いたしました。
教育体系図

成城石井の主な研修プログラム
新入社員研修 |
社会人としての基本、会社・事業知識だけでなく、基本的な接客、店舗運営、陳列ノウハウ、発注業務など、店舗配属後に必要な業務スキルについてもしっかり研修。 |
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各階層別研修 |
各年次、各階層において定期的に行う集合研修。業務スキルの応用や数値管理の方法、マネジメントの基本を学ぶ。 |
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商品研修 |
酒スクール(2025年新設) |
外部講師と当社バイヤーによる商品研修。ワインを中心に30種類以上の試飲を行いながら、酒類全般の商品知識とペアリング等について学ぶ。 |
デイリースクール(2025年新設) |
外部講師と当社バイヤーによる商品研修。チーズを中心に30種類以上の試食を行いながら、商品の違いを学び、お客様に接客できる商品知識を身に着ける。 |
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グロサリースクール(2025年新設) |
外部講師と当社バイヤーによる商品研修。コーヒー紅茶や調味料など幅広いカテゴリーの試飲試食を行い、商品のこだわりを感じながら商品知識を学ぶ。 |
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ワインスクール |
ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」から講師を招き、ワインの基本的な知識からはじまり、味の表現方法や組合わせる料理を考える。 |
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チーズスクール |
チーズプロフェッショナル協会理事を講師に招き、世界各国のチーズの特色について学ぶ。お客様に商品説明ができるよう知識を習得する。 |
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コーヒースクール |
専門講師を招き、成城石井で取り扱うコーヒー、紅茶の商品知識やおいしい淹れ方、楽しみ方を学ぶ。 |
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eラーニング |
社内インターネットを使い自由な時間に商品知識を学び、理解を深める。現在はワイン、チーズ、加工肉、コーヒー・紅茶、酒、接客、食品表示等実践に必要な知識のコースが開講中。 |
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接客研修 |
ロールプレイングなどを通し、接客スキル・商品説明スキルの向上を目指す。 |
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社内コンテスト |
年1回行われる社内接客コンテスト。チェッカーの部と売場担当の部に分かれ応対力、スピード、正確さを競う。優勝者には海外研修のチャンスもあり質の高いスキルアップに繋がる。 |
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マネジメント研修 |
階層別にクラスを分け、それぞれの職種に必要とされるマネジメントスキルを学ぶ。 |
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食品表示研修 |
食品製造者・販売者が身に付けておくべき「食品表示知識」として食品衛生法、景品表示法、JAS 法など法令知識を学ぶ。 |
社内スクールの受講者数推移
2021年 |
ワイン:46名 チーズ:49名 コーヒー:66名 紅茶:61名 |
2022年 |
ワイン:81名 チーズ:80名 コーヒー:109名 紅茶:111名 |
2023年 |
ワイン:87名 チーズ:87名 コーヒー:87名 紅茶:87名 |
2024年 |
ワイン:99名 チーズ:88名 コーヒー:74名 紅茶:90名 |
食品表示検定合格者数
2021年 |
上級:3名 中級:48名 |
2022年 |
上級:0名 中級:37名 |
2023年 |
上級:0名 中級:23名 |
2024年 |
上級:0名 中級:10名 |
